校長あいさつ
「自ら考え行動できる自律・自立した子ども」を育てるために
校長 石川 顕一
明治7年、隣接する長覚院に「領家村学校」として開校した本校は、今年で149年目を迎えました。正門に埋め込まれた鬼瓦は、明治時代の木造瓦葺校舎正面玄関の屋根に使われていたものです。
開校当時は、見沼代用水西縁の流れと見沼田圃を有する田園地帯でした。今では都市化が進み、さいたま新都心を展望する住宅街として発展し、人口も増えています。その過程では、文教都市を象徴する学校として、地域の方々に愛され、地域とともに歩んでまいりました。現在も、青少年育成木崎地区会、防犯ボランティアをはじめとする地域の様々なボランティア組織が充実しており、本校の教育活動を支えてくださっています。
さて、「自律した子どもを育てたい。」これは、保護者の方に限らず、私たち教員も同様の願いです。
自立は、技術・技能を身に付ける、経済力をつける、体力をつけるといった外的な要素の独り立ちを指しています。
一方、自律は、価値観や理念といった内的な要素の独り立ちを表しています。自律とは、自らを方向付けることです。価値観や理念をもとに判断行動できることです。
私たち木崎小学校は、昨年度より学校運営協議会の皆様と協議を重ね、この恵まれた学習環境、生活環境の中、「自ら考え行動できる自律・自立した子ども」を育てるにはどうすればよいかを、ともに考えていこうということになりました。
保護者や地域の方々とともに、その実現を図ってまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。
今年度は、1年146名、2年183名、3年167名、4年177名、5年165名、6年136名、合計974名、33学級でスタートをしています。
学校の教育目標 ~未来の笑顔のために~
自ら学び 心豊かで たくましい児童の育成
目指す子どもの姿 自ら考え行動できる自律・自立した子